ツールの紹介
わたしたちのウェルビーイングカード
- わたしたちのウェルビーイングカード(WBカード)は自分自身や周囲の人のウェルビーイング(Well-being)を可視化し、共有するためのツールです。ウェルビーイングとは「それぞれの人の、よく生きるあり方、よい状態」を意味します。カードには、人がウェルビーイングを感じるさまざまな要因が書かれています。これらは「I(自分個人のこと)」、「WE(近しい特定の人との関わり)」、「SOCIETY(より広い不特定多数の他者を含む社会との関わり)」、「UNIVERSE(より大きな存在との関わり)」と4つのカテゴリーに分類されています。
- ウェルビーイングカードを活用することで、自分や他者の大切にしたいことを理解したり、組織やチームとして大切にしていきたい価値観を話し合ったりすることができます。一人ひとりの「ケアする力」の基盤として、自分自身や周りの他者の「よく生きるあり方」を理解することが重要です。ケアに従事する専門職の働く上でのウェルビーイングや、ケアの対象者(患者さんや利用者さん)が人生や生活の中で大切にしたいことを考えるワークショップで、このWBカードを活用しました。また、小学校で取り組んでいる高齢者教育プログラムの中でも、認知症のある方が大切にしたいことを考えるためのツールとして使用しました。
『わたしたちのウェルビーイングカード』について
- カード付ガイドブック『わたしたちのウェルビーイングカード』
(渡邊淳司・監修、日本電信電話株式会社・編、NTT出版、2024年)
なお、カードの一覧PDFは以下のサイトよりダウンロード可能
- 触覚でつなぐウェルビーイング 渡邊淳司 研究サイト

- NTT社会情報研究所 Social Well-being研究サイト
【インタビュー掲載】触感コンテンツ+ウェルビーイング専門誌 ふるえ Vol.52

- ウェルビーイング専門誌『ふるえ Vol.52 ウェルビーイングコンピテンシー』に、東京都日の出町で実施している高齢者教育プログラムについてのインタビューが掲載されました。
- 小学校の先生方が、N-improカードやWBカードを授業でどのように活用し、どのような反応が得られたか、その取り組みと反応についてお話いただいています。
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